2007年05月09日

労災保険について

労災保険についてです。


労災保険とは、労働者が業務上の災害や通勤途中で事故にあった場合、本人やその家族に対して、必要な保険給付を行なう制度のことで、正式には「労働者災害補償保険」といいます。

具体的には、所定労働時間内に事業所および事業所外において業務中に起こった負傷、疾病、障害、死亡が対象とされるほか、住居と事業所を合理的な経路と方法で往復している最中に起こった負傷、疾病、障害、死亡に対しても保険給付が行なわれています。

労災保険料は全額を事業所が負担することになっていて、加入する事業所ごとに個々の事業に対する災害率の高低に則した保険料率または保険料額が設定され、被保険者に給付される保険金額は給与総額の0.55%から13.0%の範囲で30等級に分かれています。


※労災はどんなときに認められるの?

●業務災害の場合
 業務災害と認められるのは、仕事中(業務遂行性がある)災害であって、傷病の原因となる事故が仕事に起因して(業務起因性がある)生じたものであることが必要です。

 したがって、事故が被災労働者の私的行為などによって起きた場合には、労災とは認められません。

 しかし、病気(業務上の疾病)の場合には、けが(負傷)の場合と違って、長期間にわたり仕事に伴い有害作用が蓄積して発病する(例えば、じん肺)ようなことがあり、事故といえるものがないため、その疾病と仕事(業務)との因果関係の立証が困難な場合が少なくありません。

 ここで、会社で通常の仕事中に脳出血や心筋梗塞などを発病した場合を考えてみると、仕事も無関係ではないかもしれませんが、一般的には、仕事以外の本人の体質、日常生活(食事、喫煙など)、基礎疾患、加齢など多くの事柄が原因となって発病したものと考えられます。

 ところで、業務災害と認められると事業主(使用者)に厳しい災害保証責任が負わされることから、業務災害というのは「仕事と多少関係がある」とか「仕事が原因かもしれない」というものではなく、「仕事が有力な原因であることがはっきりしているもの」とされています。

 そこで、このようないろいろな事柄が影響しあって発生した災害については、仕事が他の原因に比べて有力な原因となっておるかどうかを判断したうえで業務災害かどうかを決めることになります。

●通勤災害の場合
 通勤災害は、労働者が、就業に関し、住居と就業の場所との間を、合理的な経路と方法で往復する(通勤遂行性がある)途上で事故にあった(通勤起因性がある)場合に認められます。


posted by 幸せ保険 at 10:26| 労災保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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